孤独爺の雑記帳(sueoのblog)

2019/09/06;yahooブログから引っ越してきました。 元陸軍兵の孤独爺の老後生活全容を列挙しています。

タグ:火災

やっぱ、画像がないと説得力ありませんよね。
ということで本日、朝の湯沸しタイムにチョコチョコと撮影しました。
高解像度のデジカメはハンドリングが良くないので画質は犠牲にしてipodtouchで。
イメージ 1イメージ 2イメージ 3
左より、着火直後、二次燃焼開始時、二次燃焼中期段階、の画像です。
二次燃焼中期以降でのフレームは赤紫色に変化し燃焼温度が上昇していることが判る。
イメージ 4
左図は2Lのホーローやかんで湯沸し中の画像です。
通常は13~15分で沸騰するのですが、今回は撮影のたびにやかんをおろしたので18分を要しました。
煙は殆んど発生しませんが煤は少し発生していました。
五徳の改造効果も寄与していると思いますが、二次燃焼のupがもっとも寄与したのではないかと思います。
自然吸気による二次燃焼には限界がありますので、今回の結果はまずまずのものであったと思います。
兎にも角にも僅か700cc程度の木片で2Lのお湯が沸かせることは実に有益であり、自然災害時の緊急熱源として重宝したいと思います。
 

実験その2で燃焼自体は改善されたが煤の発生は改善されていないことを報告した。
まだ酸素の供給が不完全であるといえる。
燃焼筒(内筒)には1000mlのステンレストールビーカーを使用しているが実験のたびに穴径をupしたり、穴数をupしたりしたので更なる穴を穿ることには抵抗があった。
(底には一面に4mmの穴、側面下部に6mmの穴、最上部には8mmの穴)
しかし現状での細密充填(木片)時では最初の一次燃焼が酸欠で進行せず、ウッドガスの発生も不完全であった。
そこで燃焼筒(内筒)の側面の中間線上に6mmの穴を追加し、細密充填時には一次燃焼用として燃焼後半では二次燃焼用として機能するようにした。
燃焼テストの結果、細密充填でも一次燃焼は進行し、二次燃焼にもスムーズに移行した。
定性的ではあるが煤の発生も極端に減少したように感じた(但し燃焼の最初と最後は煤が出る)。
しかも最初の一回の木片充填で追加することなく2Lの湯が15分で沸かせた。
自然吸気による二次燃焼には限界があるので、燃焼に関する改善はこれで終了とします。
あとは煤対策を講じた五徳の改良を行って完成とします。
後日、燃焼実験画像と本ウッドストーブの最終的な全体画像を掲載して終了といたします。
 
 

一般に推奨されている燃料(木片)の充填法だと燃焼が途中で停止しました。
空気の吸気不足と思われます、空気穴径が小さいか数が少ないかでしょうね。
そこで木片の隙間を設けながら充填したところ燃焼は継続しました。
煙は殆んど出ないのですが煤が炎の先端付近に出ます、やかんの底は煤だらけです。
強制ファンを作動させますと煙も煤も出ず、完全燃焼しています。
非常時には電源はありませんので可能ならば強制ファン無しで完全燃焼できないものか考えています。
要は空気穴の設計で空気の十分な供給が可能かどうか。
です。

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