その昔、TRIO社のWX-320(トライアンプだけど)をチューナー代わりに使っていた。
真空管式で当時、平均給与の1.5ヶ月分の価格であった。
よくぞまぁ、こんな高価なものを買ったもんだとつくづく思う。
そのFMチューナーとしての役割を終えて30年くらいになる。
加齢に伴ってビジュアル的なものは疎遠になり、耳から入るオーディオが好きになるのは何故?。
そこで、なけなしの金をはたいて格安なチューナーを購入したのだ。
ONKYOのT-405FXというやつである(一ヶ月の酒代に等しい)。
チューナーの性能も大事だが電波の利得が最も重要になる(情報によると、チューナーの性能はここ何十年も同程度だとか)。
付属の簡易アンテナは精神的にもOUTなので専用のアンテナを用意することにした。
既製品は数千円で手に入るが、それでは私の腹の虫が納まらない。
ということで、地デジ化で不要になったVHFアンテナ(12素子;共同視聴用の立派なやつ)を改造することにした。
室内アンテナとするので放射エレメントのみを活用することにし、全λ領域をカバーするとして62cmの延長を行った。
因みに、この素子は頑丈にできており厚みは約1mmで通常の家庭用のものの2倍はある。
設置した画像は以下のとおりです。
CDを凌ぐような音質に感動するような利得を達成しています。
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